食べる

「伊豆今井浜東急ホテル」で地元産マンゴーのスイーツ 希少な伊豆フルーツ

マンゴーの風味を生かすため「河津産マンゴーパフェ」は甘さ控えめに仕上げた

マンゴーの風味を生かすため「河津産マンゴーパフェ」は甘さ控えめに仕上げた

  • 13

  •  

 今年で開業35周年を迎えた「伊豆今井浜東急ホテル」(河津町見高今井)は7月15日から、河津町内で唯一のマンゴー農家が育てたマンゴーを使ったパフェとパンケーキを期間限定で提供する。

タワーのようにクリームを盛り付ける「河津産マンゴーパンケーキ」(関連画像5枚)

[広告]

 地元の契約農家の野菜を使うなど地産地消に力を入れる同ホテル。河津町や南伊豆町など地元出身のパティシエたちによる、伊豆の旬の果物を使ったスイーツの開発にも力を入れており、これまでにも伊豆産のニューサマーオレンジやイチゴを使ったパフェなどを提供してきた。

 今回提供するスイーツには、河津町で唯一のマンゴー農家「森ファーム」が育てたアップルマンゴーとキーツマンゴーを使う。収穫量が少ないため、同農家のマンゴーは「一般の市場にはほとんど出回らない」という。同ホテルで販売促進を担当する佐藤珠(めぐみ)さんは「地元産のマンゴーは輸送中に傷ついてしまうリスクが少なく、大きく完熟のものを使うことができる」と話す。

 同ホテルでは伊豆産マンゴーを使ったスイーツを、パンケーキは2017(平成29)年から、パフェは2021年から、それぞれ改良を重ねながら毎年夏に提供している。

 今年のメニューは「河津産マンゴーパフェ」(3,400円)と「河津産マンゴーパンケーキ」(4,800円)の2つ。パフェはマンゴーの風味を損なわないよう甘さを控えめにし、ナタデココやマンゴー寒天も重ねることで、夏の暑い中でもあっさりと食べられるよう工夫している。パンケーキにはたっぷり約180グラムのマンゴーを使い、プレートの中央には高さ12センチ以上のタワーのようなクリームを盛り付ける。

 「地元の旬のものを提供することを心がけている。伊豆の夏の味をぜひ楽しんでほしい」と佐藤さんは力を込める。

 スイーツを提供するティーラウンジの営業時間は10時~17時。パフェとパンケーキの提供は11時~15時30分。8月中旬のマンゴーの収穫終了とともに提供終了。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース