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下田青年会議所が子ども職業体験イベント報告会 地域への協力を呼びかけ

職業体験イベントを取り仕切った渡邉祐介実行委員長の講演

職業体験イベントを取り仕切った渡邉祐介実行委員長の講演

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 下田青年会議所は11月11日、先月実施した職業体験イベントの報告会を下田市民文化会館(下田市四丁目)で実施した。

下田青年会議所・河津理事長の講演

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 同会議所の職業体験イベントは「賀茂子ども職業体験~DREAMS KAMO TRUE~」と題して、10月15日に道の駅「開国しもだみなと」で開催したもの。当日は500人を超える賀茂地域の子どもたちが集まり、地元事業者が出展する19のブースで、サービス業・林業・情報通信業などのさまざまな仕事を体験した。

 報告会は地域の教育関係者や経済団体・慈善団体に向けて、イベントの結果や開催ノウハウを共有することを目的に開いた。現職の教職員・教育委員会職員・下田ライオンズクラブ・東伊豆町商工会青年部などの関係者がオンライン含めて約40人集まった。

 前半は河津元理事長が登壇。同会議所の持つ50年以上の歴史と多種多様な事業者とのネットワークを紹介し、「下田青年会議所は職業体験の機会を作りたい人たちと地域の事業者たちを結ぶ橋渡し役になることができる。子どもたちに地域の魅力を伝えるため、私たちを利用してほしい」と訴えた。

 後半はイベント責任者を務めた渡邉祐介実行委員長が登壇。参加企業やブース内容の紹介に続き、開催にかかった費用などを発表した。「実施後のアンケートでは、参加した子どもたちの80%から『将来この地域で働いてみたい』という回答を得ることができた。こうした機会をもっと増やしていくため、ぜひ一緒に取り組んでほしい」と協力を求めた。

 発表後の質疑応答では「子どもたちはいくつくらいのブースを回ったのか」「特に苦労した点と学びを教えてほしい」などの質問が寄せられ、渡邉さんがアンケート内容や体験談を交えて回答した。

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