ベランダからのオーシャンビューやさまざまな非日常体験を提供する「伊豆今井浜東急ホテル」が4月21日、開業35周年を迎えた。
同ホテルは1988(昭和63)年4月21日、当時は「今井浜東急リゾート」の名で、伊豆ではまだ珍しかった滞在型リゾートホテルとして誕生した。2015(平成27)年4月1日に現在の「伊豆今井浜東急ホテル」へ名称を変更。リピート客も多く、河津町内で人気の高いホテルの一つとなっている。
記念企画の一つとして、昨年40周年を迎えた「吉祥寺東急REIホテル」(東京都武蔵野市)とコラボした食事メニューを企画。吉祥寺東急REIホテルの古川浩一料理長がこれまで在籍していた愛媛や博多の食材と伊豆の食材とを掛け合わせたランチやディナーを6月30日まで、提供している。
さらに、今年で結婚35周年を迎える夫婦に、スイートルームへの無料アップグレードを行う。1988(昭和63)年に入籍または挙式をした夫婦が対象となる。
35周年のロゴデザインには、敷地内に花を咲かせ同ホテルのシンボルにもなっているストレチアを採用した。ホテルのイメージカラーの青とストレリチアのオレンジを配色している。
矢田部泰総支配人は「35周年のテーマは『Thanks & Challenge SDGs』。自然に囲まれたロケーションの保護と、地域の皆さまとのつながりを大切に、これからも愛されるホテルを目指していく」と笑顔で話す。「地元の契約農家の野菜を使うなど地産地消にも取り組んでいる。記念イベントをきっかけに、地元の皆さまにもっと気楽に足を運んでもらいたい」とも。