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開花遅れ受けて「河津桜まつり」が期間延長 輪島応援のための特別朝市も

2月15日時点の河津川の様子

2月15日時点の河津川の様子

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 一足早く伊豆の春を告げる「河津桜まつり」が現在、開催されている。まつり期間は当初2月28日までの予定だったが、開花の遅れを受け、3月9日まで延長することが決まった。まつりの期間延長は2年ぶり。

2月15日時点の開花状況、ちらほら咲き始めている(関連画像8枚)

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 昨年は2月18日ごろに満開を迎えたが、今年は寒波と降水量の少なさの影響で、2月15日時点でも河津川沿いの約850本の桜並木はまだつぼみが目立ち、70年前に発見された原木も一分咲き程度となっている。実行委員会は、本格的な開花は2月25日以降、満開は3月上旬と予測している。

 開花は遅れているものの、河津川沿いの遊歩道には多くの露店が並び、にぎわいを見せている。桜たい焼きや海鮮焼き、焼き芋など地元グルメを中心に食べ歩きを楽しめる。「IIDAジュース」(河津町田中)でデコポンの生搾りジュースを提供する飯田光彦さんは「例年よりお客さまはまだ少ないが、期間延長により長くまつりを楽しめるのは前向きな点」と話す。

 15日・16日には河津桜観光交流館前で「輪島朝市」が開かれた。いまだ復興の途上にある輪島を支援する目的で招聘(しょうへい)し、輪島塗りの箸や海産物などを求める買い物客でにぎわった。同朝市は22日・23日にも開催し、別の事業者が出店する予定。

 まつり期間中の18時~21時には、河津川の舘橋から下流の遊歩道と踊り子温泉会館裏で桜並木をライトアップ。昼間とは異なる幻想的な夜桜を楽しむことができるようにする。

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