![ポスターを手にする下田吹奏楽団の野崎美香さん](https://images.keizai.biz/shimoda_keizai/headline/1739228522_photo.jpg)
下田市を中心に活動している市民楽団「下田吹奏楽団」が2月16日、「菜のはなコンサート」を松崎高校(松崎町櫻田)で開催する。2人の部員で活動する同校吹奏楽部も出演。
下田市内での定期演奏会や各種イベントでの演奏活動に取り組む同楽団。周辺自治体から参加する団員が多いこともあり、「菜のはなコンサート」と題した演奏会を他地域でも開いている。現在は定期演奏会と「菜のはなコンサート」を1年ごとに交互に開いており、同コンサートは今年で6回目となる。
今年は「菜のはなコンサート」としては初めての松崎町での公演。昨年夏、松崎高校の吹奏楽部員が2年生の2人だけになってしまったという話を聞いた同団の団員たちが、ぜひ2人もに大勢で演奏する経験をしてほしいと、同コンサートを松崎高校吹奏楽部と一緒に開催することを企画した。
松崎高校吹奏楽部は、打楽器担当の吉澤勇斗さんとアルトサックス担当の宮川七海さんの2人から成る。少人数ながらも「吹奏楽部員として、できることをやっていきたい」と、松崎町の祭りなど、地域の行事にも積極的に参加している。
当日は、下田吹奏楽団と松崎高校吹奏楽部で演奏する「ジブリメドレー」や「映画音楽メドレー」、小中学生で構成されるジュニアブラスによる「可愛(かわい)くてごめん」など、全12曲を演奏予定。
吉澤さんは「うまくできるか不安な部分もあったが、今は本番が楽しみ」、宮川さんは「昨年から2人だけで活動していたので、コンサートの話はとてもうれしかった」と、それぞれ期待を膨らませる。
下田吹奏楽団の野崎美香さんは「誰でも楽しめるコンサートなので、ぜひ聴きに来てほしい」と呼びかける。
13時30分開場、14時開演。入場無料。会場が体育館のため、しっかりと防寒対策した上での来場を呼びかける。