伊豆半島の東海岸を走る伊豆急行が2月11日・16日・24日、「河津桜まつり」会場最寄りの河津駅(河津町浜)に向かう夜の車内でご当地クラフトビールを楽しめる特別列車「河津夜桜ビール列車」を運行する。
同企画は、海側の座席が窓に向いていることが特徴的なリゾート21の車両で19時20分に河津駅に到着し、夜の河津桜まつりを散策した後、20時35分に河津駅を出発して伊豆高原駅または伊東駅まで戻るもの。
企画を担当する伊豆急の京極淳さんは「河津桜まつり期間中は夜桜ライトアップが行われるので、それを楽しんでもらおうと昨年から開催している。前回も非常に好評だった」と振り返る。
通常よりも照明を落としたバーのような雰囲気の車内では、伊豆の踊子に扮(ふん)したスタッフが乗客をもてなし、同社が栽培するオリーブを使ったオリジナル商品「オリーブレモンペールエール」と、沿線にある「熱川バナナワニ園」が栽培した台湾バナナを使った「台湾&伊豆トロピカル MIX LAGER」の2種のクラフトビールを用意する。
「河津駅では1時間15分の自由時間も設けている。車内の特別な雰囲気とともに、夜の河津桜まつりも楽しんでほしい」と話す京極さん。「満席に近い日も出てきている。ぜひ早めに申し込んでもらえたら」と呼びかける。
料金は、伊東駅乗降=3,900円、伊豆高原駅乗降=3,500円。それぞれ2種のクラフトビール1本ずつとおつまみ代を含む。往路の伊東駅~伊豆高原駅は普通列車での移動となる。申し込みはウェブフォームで受け付ける。