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西伊豆で新年を祝う「堂ヶ島もち投げ大会」 当たり餅には電子地域通貨も

「堂ヶ島もち投げ大会」前回開催時の様子

「堂ヶ島もち投げ大会」前回開催時の様子

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 西伊豆町観光協会が1月2日、新年を祝う毎年恒例のイベント「新春!堂ヶ島もち投げ大会」を堂ヶ島公園(西伊豆町仁科)で開く。

前回開催時の様子(関連画像4枚)

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 同イベントは、約8000個の餅を投げ新年を祝う毎年恒例の行事。元々はイカの一本釣りなどで知られる仁科漁港で、豊漁と海の安全、家内安全を祈念して行われていた「漁船乗り初め」を発祥とするものだったが、漁業関係者の減少に伴い、2020年から会場を堂ヶ島公園に移し、地元住民に加え観光客にも楽しんでもらうことができる行事へと姿を変えた。

 年男・年女に限り、スタッフらと一緒に「もち投げ役」を体験することができ、イベント当日に会場内で希望者を受け付ける。定員は16人。例年、地元住民や観光客、帰省中の人など、さまざまな人がもち投げ役として参加する。

 餅の中には「大吉紅」「大吉白」の当たり餅が各35個ずつ含まれ、拾った参加者には賞品を贈る。「紅」は、町内の飲食店や宿泊施設、コンビニなど160店舗以上で使うことができる電子地域通貨「サンセットコイン」1,000ユーヒ(円)分、「白」は、地域の伝統保存食「潮かつお」を使った「万能潮鰹(かつお)茶漬け」を、それぞれ用意する。

 同協会の鷹野純也さんは「当たり餅の賞品に電子地域通貨を贈るのは、今回が初の試み。食事や土産の購入など、それぞれに合った用途で使えるので、イベント終了後も町内観光を楽しんでもらえれば」と話す。「毎年、寒さを忘れるほどの熱気に包まれる。新年の始まりに、ぜひ福をつかみに来てほしい」とも。

 10時開始。年男・年女の受け付けは9時~9時30分で、生まれ年が分かる身分証の提示が必要。定員を超えた場合は9時30分から抽選を行う。小雨決行、荒天中止。

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