高台から白浜の海を一望できるプールが売りのペンション「ガーデンヴィラ白浜」(下田市白浜、TEL 0558-22-8080)が12月6日、プールサイドにサウナを設けた。
同施設は2002(平成14)年、現オーナー宝田麻理子さんの両親が脱サラして開業したもの。宝田さんが引き継いだ後は、新たにコテージ棟の増築や、海の景色と一体となったようなインフィニティープールの改装などさまざまな取り組みを重ねてきた。
シンプルな四角いデザインのサウナの建物は、外壁やデッキ部分が全面的に木材で覆われている。室内はサウナストーブの壁面にプールの水底と同色の濃紺のタイルを貼り、プールと統一感がある落ち着いた空間を目指した。水着着用でフィンランド式サウナに加え、ロウリュをも楽しむことができる。
「冬場のオフシーズン中もプールに水を張っているので、それを活用できるようサウナを作った」と話す宝田さん。「海水浴シーズン以外をサウナ利用可能期間にしている。宿泊客はもちろん、ビジター利用も歓迎」とも。同ペンションでは、冬場のオフシーズンの時期にバーベキューガーデンをキャンプ場として利用できるようにするなど、これまでもオフシーズンの楽しみ方を増やしてきた。
オープン日には関係者や近所の人たちを招いてオープニングパーティーも開催。伊豆の食材でタコスを作る「TACO CABANA」や南伊豆の古民家カフェ「kamochaya(カモチャヤ)」が、それぞれの人気メニューを振る舞った。カモチャヤ店主の西由紀子さんは、ウクレレ演奏とクリスマスソングでも場を盛り上げた。
ビジターのサウナ利用料金は、タオル、ポンチョ、サウナマットの3点レンタルセット付きで2,970円。利用時間は15時~20時(最終受付19時)。要事前予約。