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西伊豆町で「グラスナイトガーデン」 ガラス作品使ったキャンドルナイト

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

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 西伊豆町在住のガラス作家らで構成する「西伊豆硝子(がらす)舎」が10月20日、ガラス製のキャンドルホルダー400個以上にあかりをともすイベント「グラスナイトガーデン」をクリスタルビーチ(西伊豆町宇久須)で開く。

夕日に照らされるガラス作品(関連画像11枚)

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 同イベントは、現在の西伊豆町への合併直前の旧賀茂村時代、賀茂村として最後の年だった2004(平成16)年に初めて開き、今回で18回目。1988(昭和63)年に「ガラス文化の里づくり」事業を始めた同村では、ガラス作家誘致に積極的に取り組んできた。それをきっかけに同村へ移住し、村内にガラス工房を構えて活動を行っていたガラス作家らが、村への恩返しの気持ちを込めて始めた。

 ガラス工房「FARO(ファロ)」の五木田淳子さんは「初年度は一からガラスのキャンドルホルダーを作り、キャンドルホルダー200個程度の小規模なキャンドルナイトイベントだった」と振り返る。クリスタルビーチのほか、堂ヶ島(西伊豆町仁科)や黄金崎クリスタルパーク(西伊豆町宇久須)など町内各所でイベントを重ねて徐々に作品数も増え、現在では400個以上の作品が並ぶという。

 今回会場となるクリスタルビーチは、海に沈んでいく夕陽を年間を通して楽しむことができる夕日スポット。海岸沿いには宇久須キャンプ場も併設するため、キャンプをしながら同イベントを楽しむこともできる。イベント開催時間には「西伊豆コーヒースタンド」も出店する。

 五木田さんは「キャンドルホルダー全てがアート作品。キャンドルのあかりが灯り、暗くなってしまうと作品も見えづらくなってしまう。16時頃には作品もある程度設置し終えているので、会場に少し早めに足を運んでもらい、明るいうちに作品を一度見てほしい。そして夕景を見て、最後に点灯するキャンドルの風景を見て、と3つのポイントで堪能してもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は17時~20時。宇久須キャンプ場の駐車場に駐車可能。雨天・強風時は中止。中止の場合はSNSで知らせる。

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