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下田の甘夏使ったコンニャクゼリー 伊豆の太陽をイメージしたハイボールも

「甘夏こんにゃくゼリー」と、それを使った「伊豆の太陽ハイボール」を開発した橋本智洋さん

「甘夏こんにゃくゼリー」と、それを使った「伊豆の太陽ハイボール」を開発した橋本智洋さん

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 下田市と姉妹都市の群馬県沼田市と互いの地場産品を生かしたコラボ商品「甘夏こんにゃくゼリー」を使ったオリジナルドリンク「伊豆の太陽ハイボール」の提供が8月5日、居酒屋「かもん」(下田市二丁目)で始まった。

甘夏こんにゃくゼリーを使った「伊豆の太陽ハイボール」(関連画像3枚)

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 甘夏こんにゃくゼリーを開発したのは、地場野菜と地場産品の販売を行う「えきちかマルシェ」(下田市東本郷)を運営している「伊豆素財活要工房」(一丁目)社長の橋本智洋さん。下田市内で採れた甘夏と、沼田市の特産物のコンニャクイモを加工したコラボ商品として企画した。橋本さんは下田の地場産品のアピールのため、3カ月に一度のペースで沼田市を訪れており、そこで出合った「こんにゃく工房迦しょう」(群馬県沼田市)のコーヒーコンニャクゼリーからヒントを得て、コラボ開発の話を持ちかけた。

 同商品は甘夏の果汁と皮を使い、「爽やかな甘さと香りが特徴」だという。「行政だけのつながりの姉妹都市ではもったいない。民間の産業交流を通じて、互いの地域活性化を図りたい」と橋本さん。

 さらに、甘夏こんにゃくゼリーを使ったオリジナルドリンク「伊豆の太陽ハイボール」も開発。グラスに注いだハイボールの中に球体のゼリーを浮かべ、太陽が浮かんでいるような、写真映えするビジュアルも意識した。

 白浜中央海水浴場の売店での試験販売を経て、今回、市内飲食店でも甘夏こんにゃくゼリーを使ったメニューの提供を始めた。白浜中央海水浴場でノンアルコール版を飲んだ女性からは「ゼリーが凍っていて、口に入れるとシャリシャリした食感とゼリーの柔らかい食感が両方楽しめる」という声が聞かれた。

 橋本さんは「今後は市内の飲食店やホテルにも商品提案を行う。それぞれの店でメニューを考案してもらい、下田の新たな特産品として、観光客はもとより地元にも周知したい」と意欲を見せる。

 伊豆の太陽ハイボールは800円。かもんの営業時間は、11時~15時、17時~22時。火曜・日曜定休。

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