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西伊豆町が舞台の短編映画「お屋敷の神さま」 凱旋上映会に三戸なつめさん

西伊豆町て?凱旋上映会を開催

西伊豆町て?凱旋上映会を開催

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 ロケ誘致に積極的に取り組む西伊豆町は6月2日、同町を舞台にした短編映画「お屋敷の神さま」の凱旋(がいせん)上映会を中央公民館(西伊豆町安良里)で開いた。

沖縄国際映画祭での様子(関連画像9枚)

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 上映後のトークセッションでは、主演の三戸なつめさんと石井ブレンドさんが登壇して撮影の裏話を披露したほか、総合司会は静岡県住みます芸人のさこリッチさんが務めた。

 同町は2019年から、官民一体のロケサポート団体「ロケさぽ西伊豆」を立ち上げ、観光誘客を図るため積極的にロケ誘致に取り組んでいる。同作品は「地元の子どもたちに郷土愛を育んでもらうこと」「地域の魅力や観光地をPRすること」を目的に、昨年12月にロケさぽ西伊豆と吉本興業が共同で製作した短編映画。4月20日・21日の2日間、沖縄県那覇市で開催された沖縄国際映画祭で封切りし、同映画祭以外では今回が初上映となった。

 上映会には、エキストラや現場サポートとして撮影に関わった町民をはじめ、町内外から約170人の観客が集まった。上映会は3部構成で行い、第1部では星野淨晋町長とロケツーリズム協議会の藤崎慎一会長が登壇し、同作品の製作に至った趣旨を観客らに説明し、第2部では同作品を上映した。

 第3部では、三戸さんと石井さん、源田泰章監督も加わり、トークセッションを行った。三戸さんは「自分は神様役で出演しているが『神様って本当にいるかもしれない』と思うくらい、すてきな夕日が見られて、見守られながら撮影したと感じた」と振り返った。石井さんは「夕日は本当にきれいだったが、風が強すぎて三戸さんは何回も風に飛ばされていた。自分自身も体がグラグラになる程で、スタッフも本当に大変だったと思う」と笑いを交えながら現場で苦戦した点に触れた。

 トークセッションには、小学生役を演じた5人の子どもたちも登壇。出演した中学1年の生徒は「出演者の皆さんが優しくて、友達のようにしゃべってくれた。何テイクも撮影する場面もあり疲れたが、それを笑顔でやるプロはすごいと思った」と話した。

 源田監督は「何度も西伊豆に足を運び、この町が好きになった。引き続き、作品作りをきっかけに町を盛り上げていってもらいたい」と話した。星野町長は「メディアを通じて今後も町のPRをしながら、町民の皆さんにもたくさん作品作りに関わってもらいたいと思う。みんなで町を盛り上げながら良い作品ができるような体制を作り、町が一丸となって対応していけたら」と観客らに呼びかけ、上映会を締めくくった。

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