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下田の小学生が上智大の留学生と英語で交流 国際人材育てるプロジェクトで

地球儀で出身地の位置を示す留学生

地球儀で出身地の位置を示す留学生

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 下田市の稲梓小学校(下田市椎原)で5月10日、同校児童たちが上智大学の外国人留学生と英語で交流するイベントが開かれた。

児童と留学生たちの集合写真(関連画像6枚)

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 下田市が推進する、地域への愛着を持ちながら国際社会で活躍できる人材を育てる「下田グローカルCITYプロジェクト」の一環で行った同イベント。昨年8月に下田市と連携協定を結んだ上智大学に在籍する留学生9人と同小の5・6年生13人が参加した。留学生の出身国は、アメリカ・スイス・台湾・アゼルバイジャンなど多岐にわたり、現在は上智大学のあん・まくどなるど教授が所長を務める研究所で学んでいる。

 交流会では、児童による英語での歓迎のあいさつと留学生たちの自己紹介の後、それぞれ歩き回りながら自由に会話を楽しんだ。児童らはタブレットを見せながら、自分の名前や好きなものを英語で説明。留学生らは児童たちの説明に耳を傾け、時折質問したり、笑い合ったりしながら親睦を深めた。

 その後、留学生への質問タイムが設けられた。児童たちから好きな自国の食べ物を聞かれると、「ギョーザ」「メープルシロップ」など、それぞれの国の食べ物が答えに上がり、「メープルシロップをサーモンにかけて食べる」という話には児童たちも目を丸くして驚いていた。好きな日本のアニメについてのやり取りでは、「僕も好き!」と大きな声を上げる児童の姿も見られた。

 「下田の海が好き」だというあん・まくどなるど教授は、児童たちに「あなたたちの身近にある海は素晴らしい。世界一す」と話し、下田の海の魅力を説いた。

 交流会の最後は全員でのハイタッチ。児童たちは名残惜しそうに、手を振りながら留学生たちを見送った。

 参加した留学生は「小学生たちはみんな賢くて、英語もちゃんと話せていた。とても楽しかった」と振り返る。児童からは「とても楽しかった。英語が通じてうれしかった」などの感想が聞かれた。

 下田市では今後も同様の国際交流事業を実施していく方針。

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