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松崎町の自然や歴史を観光につなげるエコツアー 伊豆独自の花の群生地回る

チラシを手にする渡辺攻さん

チラシを手にする渡辺攻さん

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 松崎町の自然環境や歴史文化を感じられる場所を散策するモニターツアーが開かれる。同ツアーでは、5月11日に高通山(たかとおりやま)を、18日に長九郎山を巡る。

長九郎山のアマギシャクナゲ(関連画像5枚)

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 主催は松崎町・静岡大学・松崎町観光協会・伊豆半島ジオガイド協会の4者協定の下に発足した「2030松崎プロジェクト」。同町の観光の新しい可能性を探る「エコツーリズム・サスティナブルツーリズムチーム」が主導する。企画と運営を担当する渡辺攻(すすむ)さんは「より多くの人に町に来てもらうきっかけとなれば」と同ツアーへの思いを話す。

 同ツアーでは、出発地点に各自集合した後、自然や環境に関する話を聞きながら登山を実施。山頂で季節の植物を眺めながらの昼食の後、下山する。11日の高通山はヤマツツジの群生地が、18日の長九郎山はアマギシャクナゲの群生地が、それぞれ見どころとなる。いずれのコースも季節によってさまざまな楽しみ方ができる登山道となっている。

 「2年前から実地踏査を行い、この企画に向けて調査と準備を進めてきた」と話す渡辺さん。「参加者の皆さんが自然環境に触れながら、自然での楽しみ方や環境保全について学ぶ場となれば」とも。今後は町の中に17のコースを設定し、来年以降の商品化に向けて活動を継続していくという。

 両日とも集合時間は9時30分。参加費200円。雨天など開催が難しい場合は前日夕方までに知らせる。参加申し込み方法はウェブページで案内する。

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