入田浜海岸(下田市吉佐美)で10月21日、「第1回中学・高校サーフィン大会(下田チャレンジカップ)」が開かれ、下田市・南伊豆町・松崎町・牧之原市の中高生たち30人が日頃の練習の成果を競い合った。
やや波が高いコンディションの中、技を競い合う選手たち(関連画像6枚)
主催は東京オリンピック・パラリンピックホストタウン下田市推進協議会。国内屈指のサーフィンの名所である白浜大浜や、全国2例目の中学サーフィン部を持つ下田中学校などがある下田市で、次世代サーファー育成とサーファー同士の交流機会を作ることを目的に開いた。
レベル別に初級の「ビギナークラス」と中級以上の「オープンクラス」を設け、選手たちは学年・男女混合でトーナメント方式の個人戦で技を競い合った。1組4~5人が13分ずつ海に入り、日本サーフィン連盟公認の審判員たちが、それぞれの技を採点。タイミングよく波を捕まえてライディングを決めると、浜辺で見守る観客たちから歓声が上がった。
出場した選手たちからは「波が高く大変だったが、日頃の練習の成果を出すことができた」「初めてのサーフィン大会だったが、楽しかった」などの感想が聞かれた。
オープンクラスには11人が参加し、松崎中2年の渡邉麗海(つぐみ)さんが優勝。19人参加したビギナークラスは、下田中1年の土屋こあさんが制した。