下田市内に定められたコースの完歩を目指すウオーキング大会「下田水仙ツーデーマーチ」が2023年1月7日・8日、開催される。
今回で25回目となる毎年恒例の同大会だが、23回・24回はコロナ禍で中止となったため今回が3年ぶりの開催となる。主催は下田市観光交流課と日本各地のウオーキング愛好家により組織される「伊豆歩(いずほ)倶楽部」。
1日目は水仙がちょうど見頃を迎える爪木埼(つめきざき)を巡る10キロと20キロの2つのコースを、2日目は玉泉寺や弁天島など歴史的なスポットを回る6キロ・10キロ・20キロの3つのコースを、それぞれ用意する。両日とも「道の駅開国下田みなと」(下田市外ケ岡)を9時30分に出発し、16時までのゴールを目指す。どちらか1日だけの参加も可能。
下田市観光交流課の佐々木綾(りょう)さんは「毎回幅広い世代が参加する。自分の体力に合わせて距離が選べるので、長距離に挑戦する若い人や子連れで楽しみながら短いコースを歩くファミリーの姿も見られる」と話す。「大会中は定められたコースを外れると失格となってしまうが、ゴール後に、ぜひ下田の街で遊んでもらえたら」とも。
参加費は2,000円だが、ネットまたは観光交流課での12月14日までの事前申し込みで500円引となる。下田市・賀茂郡に住む人は500円、中学生以下は無料で参加できる。当日の参加申し込みも受け付ける。
伊豆歩倶楽部の笹本祀長会長は「1日目は300万輪の水仙、2日目は吉田松陰も歩いた伊豆東浦路古道と、他と比べても下田のツーデーマーチはとても良いコースに恵まれている。多くの方に楽しんでほしい」と話す。
同大会は日本市民スポーツ連盟公認大会・オールジャパンウォーキングカップ認定大会・日本開国セブンハーバーズリーグ認定大会・東海北陸マーチングリーグ認定大会・美しい日本の歩きたくなるみち500選認定大会の5大会の認定大会にもなっている。