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初開催「下田商工祭」、伊豆南エリアの特産品や地元グルメでにぎわう

秋晴れの下でにぎわった初の「下田商工祭」

秋晴れの下でにぎわった初の「下田商工祭」

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 地域のにぎわいの創出を目的とした「下田商工祭」が10月21日、下田郵便局横駐車場(下田市二丁目)で初めて開催された。主催は下田商工会議所。

ゆるキャラ「ぺるりん」「ふじっぴー」も駆けつけた

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 同イベントの前身は、道の駅「開国下田みなと」(外ケ岡)で十数年にわたり開かれていた「伊豆大特産市」。コロナ禍により無期延期となっており、さらに今年は道の駅が使えないことも分かり、内部では中止の声も上がっていた。

 しかし「町のにぎわいを創出して、市民や観光客に喜んでほしい」と、同会議所は町なかでの開催を決定。同会議所職員の冨山諒介さんは「道の駅での開催当時から、町なかへの人の誘導が課題だった。そこで、いっそ会場を町なかにしてみようという方針になった」と話す。

 会場には、下田の特産品を集めた商工会議所企画の「下田ブランド」をはじめ、伊豆南エリア(賀茂地域)の商品や地元グルメのブースが並び、子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人たちが多く集まった。ステージでは下田高校吹奏楽部や豆州白浜太鼓の演奏も行われたほか、餅まきや抽選会も行いにぎわった。会場には下田市のPRキャラクター「ぺるりん」と静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」も登場し、来場客を楽しませた。

 開催に合わせて歩行者天国となった会場近くの池之町通りでは、下田八幡神社例大祭の人々の写真を大判に引き伸ばして空き店舗のシャッターなどに展示。道行く人たちから「祭りでのみんなの良い表情を捉えている」などの感想が聞かれた。

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