見る・遊ぶ

伊豆のクリエーター8人による「開国てづくり市」 築170年のなまこ壁の家で

  • 53

  •  

 伊豆半島を拠点に創作活動に取り組む8人の作家たちの作品の展示販売会「開国てづくり市?雑忠(さいちゅう)」が11月3日~5日、下田市登録まち遺産第1号にも指定されている「なまこ壁の家『雑忠』」(下田市一丁目)で開かれる。

「開国てづくり市?雑忠」イベントチラシ

[広告]

 「開国てづくり市」は、伊豆半島で創作活動に取り組むアーティストやクリエーターたちが、自身の作品とともに伊豆半島が素晴らしい創作の場であることをアピールしたいと、共同で開いている展示販売会。昨年夏には道の駅「開国下田みなと」(外ケ岡)で、今年春には下田市民文化会館(四丁目)でイベントを実施し、それぞれ約40~50組が出店した。売り上げの1%を海の保全に取り組む団体に寄付するなど、自然環境保護も大切にしている。

 今回は築170年の歴史を誇る「雑忠」を舞台に、木工作家・沼田風(かぜ)さん、画家・堀内朗さん、陶芸作家・倉前幸徳さん、ステンドグラス作家・永井かつみさんら計8人のクリエーターの作品を展示販売する。

 運営事務局代表の松下典子さんは「会場の雑忠は、下田の歴史的な場所。その雰囲気に合うよう、特にハイクラスの作家たちに参加をお願いした。それと同時に、木工作家同士や陶芸作家同士など、同ジャンルの作家同士で、世代や違う作風をミックスした展示にすることでの化学反応にも期待してほしい」と呼びかける。

 期間中は作品の展示と共に、イラストレーター・土屋尊司さんによる「コピックイラスト講座」、ART.flowershop・鈴木颯人さんによる「ハーバリウムづくり体験」などの小学生を対象としたワークショップも開く。コーヒー片手に作品を鑑賞することもできるよう「モクサコーヒー」によるコーヒースタンドも出店する。

 開催時間は10時~17時。ワークショップは事前申込制。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース