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河津川ほとり「ホドホド Base」 カフェやギャラリーなど人が集う多機能拠点

河津川ほとりに誕生した「ホドホド Base」

河津川ほとりに誕生した「ホドホド Base」

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 地域の人が集う場を目指し、カフェやコワーキングスペースを備える多機能施設「ホドホド Base(ベース)」(河津町浜)がオープンして、8月1日で1カ月を迎えた。

木をふんだんに使った「ホドホド Base」店内の様子(関連画像5枚)

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 運営するのは、伊豆の無垢(むく)材で造る木造住宅やトレーラーハウスを手がけ、宿泊施設「Tiny Base」も展開する「天城カントリー工房」。河津桜まつりの時期だけ使われていた河津川のほとりにある1999(平成11)年に建てられたログハウスを、地域の新たな交流拠点にしたいと生まれ変わらせた。

 店主の土屋富喜子さんは「何の店か明確に定めず、『いろいろなことがほどほどにいい場所に』をコンセプトにオープンした。『ホドホドBaseができてうれしい』と言われることも増えてきており、感謝の気持ちでいっぱい」と話す。

 木の香りが漂う店内では、自社製造の「満月の塩」、南伊豆産の「大喜米」、蜂蜜、スパイスなどの量り売りや地元産の野菜の販売を行うほか、地元で焙煎(ばいせん)したコーヒーやスイーツを提供するカフェ、コワーキングスペースやギャラリーなど、さまざまな用途で運営する。隣接する宿泊施設「Tiny Base The River HOUSE & TRAILER」の利用客の休憩や、コインランドリー「Wash base」の洗濯物の待ち時間にくつろげる場所としても使われる。

 「この場所での交流をきっかけに、地域の人をはじめ、みんなが協力できる拠点になれたら」と話す土屋さん。「2階には窓から河津桜並木を一望できるワーキングスペースを作りたい。イベントの開催やメニューの充実など、より快適な場所になるよう新たな要素を取り入れていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~16時。日曜定休。

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