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南伊豆・石廊埼灯台が年に1度の一般公開 海上保安庁職員の解説も

石廊埼灯台の風景

石廊埼灯台の風景

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 伊豆半島の最南端・石廊崎に立つ石廊埼灯台(南伊豆町石廊崎)で11月1日、年に1度の一般公開が行われる。普段は立ち入ることができない灯台内部や敷地内を特別に開放する。

石廊埼灯台の風景(関連画像3枚)

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 伊豆半島の最南端・石廊崎の断崖に立つ同灯台。1871(明治4)年の築造以来、150年以上にわたり、航行する船舶の安全を見守ってきた。白い外壁と青い海とのコントラストが美しく、岬一帯は伊豆半島ジオパークにも指定されている。

 灯台記念日に合わせて実施するこのイベントは、全国各地の灯台で開催される人気行事。最上階から太平洋と伊豆七島を一望できる同灯台には、県内外から毎年多くの来場者が訪れる。

 当日は灯台の構造説明や資料展示も予定しており、海上保安庁職員による説明などを通じて、灯台の歴史や役割について学ぶことができる。

 同灯台は、2019(平成31)年4月にオープンした麓の観光拠点施設「石廊崎オーシャンパーク」から徒歩5分ほどの場所にある。駐車場や休憩棟、売店、カフェスペースなどを備え、灯台見学の出発地点として多くの観光客が利用している。

 石廊崎オーシャンパークに勤める、南伊豆町地域おこし協力隊の小林真菜さんは「石廊埼灯台の一般公開は、南伊豆の自然と歴史を間近で感じてもらえる貴重な機会。灯台と共に伊豆諸島を一望できる最南端まで足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 一般公開は10時~15時。

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