
下田の砂浜での水鉄砲を使ったサバイバルゲーム「SHIMODA SPLASH X(下田スプラッシュクロス)」が9月27日、吉佐美大浜海水浴場(下田市吉佐美)で初めて開かれる。
下田市地域おこし協力隊の高橋真希さんが「ハワイの海で友人たちと水鉄砲で遊んだときの楽しかった思い出を、下田の子どもたちにも味わってほしい。自分もそうだったように、大人でも十分楽しめるのでは」という思いがきっかけとなった同イベント。河津町で子ども向け自然体験イベントを開催する「あおぞらビレッジ」代表の但馬靖彦さんと、下田でウェブデザインやプログラミング教室を手がける山本至誠さんと共に実行委員会を立ち上げ、企画を進めている。
部門は、3~5人のチームを組んでトーナメント形式で優勝チームを決める「チーム戦」と、1人から参加できる「混合グループ戦」を用意する。水鉄砲は大会側が用意したものを使い、敵陣の旗(ポイ)や敵の体に付いている的を狙って勝敗を決める。優勝チームには賞品も準備する。
他の地域でも夏のイベントとして水鉄砲のサバイバルゲームは人気だが、下田らしく会場はビーチとし、大会中にも下田の夏の海を想起させる演出も交えるなど、類似イベントとの差別化も図る。
チーム戦・混合グループ戦の参加は6歳以上を対象としているが、小さい子どもでも遊べる水鉄砲を使った射的や水ヨーヨーなどのブースも用意する。最後のエキシビションマッチは、水鉄砲を持参すれば、年齢制限なく誰でも参加可能とする。
高橋さんは「今年はアロハシャワーが開催されず、下田の夏を締めくくるようなイベントが少ない。幅広い世代が楽しめて、地元の人と観光客が交流するきっかけとなるようなイベントになれば」と期待を込める。
受付開始は9時、開催時間は10~13時。参加費は1人500円。参加申し込みはイベントサイトから9月20日まで受け付ける。雨天時は翌28日に順延。駐車場あり。