
20代以上の幅広い世代の選手たちが技を競い合う「第21回マスターズオープンサーフィン選手権大会」が9月4日、白浜海岸(下田市白浜)で始まった。20~70代のサーファー約500人のによる熱戦が4日間にわたり繰り広げられる。
日本サーフィン連盟が主催する同大会は、26歳以上のマスター世代のサーファーを対象としたもの。部門は男女それぞれ、ショートボード、ロングボード、ボディボードの6部門で構成し、部門内でさらに「シニア」「マスター」「カフナ」など年齢別に分けて競技が行われる。
下田・白浜海岸での開催は2022年の第18回大会以来となる。約500人の選手が参加し、ギャラリーも3000人以上の来場が見込まれている。
6時15分からの開会式では、日本サーフィン連盟静岡伊豆支部長の山中峰喬さんによる開会宣言の後、日本サーフィン連盟の寺尾恵一理事長らがあいさつに登壇した。
松木正一郎下田市長は、あいさつの中で「下田市では『SURF CITY構想』を策定し、サーフィンの力を教育、経済、まちづくりに生かそうと取り組んでいる。下田中学校にはサーフィン部があり、ここから未来のオリンピック選手が現れるかもしれない。ぜひ大人のプレーを見せてほしい」と選手たちにエールを送った。
その後、大会に当たっての注意事項の周知などの後、前回大会のロングボードメンズ部門マスタークラスで優勝した渡辺真通選手が選手宣誓を行い、開会式は幕を閉じた。
大会は7日まで。競技の模様は、日本サーフィン連盟のユーチューブチャンネルでライブ配信する。