
まちづくり会社が伊豆をディープに体験する機会を提供する「伊豆感謝祭2025」が6月28日・29日、東伊豆町稲取を中心に開かれる。
micro developmentが手がける「まちのレセプションようよう」の内装(関連画像5枚)
主催は、東伊豆と東京・渋谷を拠点に地方創生に取り組む「micro development」(東伊豆町稲取)。伊豆に関わり始めて10年の節目を迎えた今年、地域内外に活動が広がる中で「伊豆の方々には感謝を、東京の人たちには伊豆の魅力を伝える機会をつくりたい」との思いから、イベントを開催するに至った。
「これまで関わってくれた人に『ありがとう』を。はじめましての方に『ようこそ』を伝える、ゆるっとたのしい2日間」として、同イベントでは4つの体験型企画が展開される。
目玉企画は「稲取超ローカルツアー」。観光地化されていない町の風景を歩きながら、同社スタッフ自身の視点で案内するガイドツアーで、暮らしに根ざした風景や人々の営みに触れられる機会を作る。
このほか、町中を巡って楽しむ「スタンプラリー」や、地域の拠点を巡る「まちあるき企画」など、地元との接点を生む体験機会も用意する。同社が手がける伊豆稲取駅内の「まちのレセプション『ようよう』」を起点に、飲食店・シェアスペース・宿泊施設などを自由に巡り、観光とは異なる「暮らしの伊豆」の魅力を味わってもらうのが狙い。
同社の守屋真一社長は「今回が初の試みだが、企画を進める中で、これまで本当に多くの方々と関わってきたことを改めて実感した」と話す。「昨年は社内向けのファミリーデーとして実施したが、今年はその枠を広げた。地域の皆さんと同じ時間を過ごす中で、伊豆への感謝を伝えるとともに、これからの伊豆を共に育んでいけるきっかけになれば」と意欲を見せる。
稲取超ローカルツアーは、27日14時~、28日10時~の2回催行。スタンプラリーは27日11時~28日16時。その他、交流会(27日16時30分~)、アフターパーティー(18時~、会費制)を、それぞれ予定している。イベントは出入り自由だが予約優先。予約はピーティックスで受け付ける。