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下田で外国人向けデジタルノマド体験プログラム 6月に実証実験へ

「Nomad Experience」イメージ画像

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 日本でのデジタルノマドと暮らしを体験するインバウンド向け体験型プログラム「Nomad Experience」の実証実験が6月、下田市を舞台に開かれる。

これまでに下田に滞在したデジタルノマドたちの様子(関連画像5枚)

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 同プログラムは、ジョージアなど世界6都市で海外デジタルノマド体験を提供する「ノマドニア」(東京都渋谷区)と、下田で創業したPR会社「ELENTO」(下田市西本郷)が共同で実施するもの。ELENTOは2024年11月、デジタルノマドたちが下田に約1カ月間滞在する「TADAIMA SHIMODA」の企画運営も行った。

 参加者は、日本の地方に滞在しながら、リモートワークで取り組むことができるさまざまな職種をワークショップ形式で体験する。「日本で暮らしてみたい」「越境リモートワークを体験したい」という需要を同時にかなえ、グローバル関係人口の創出を目指すという。

 実証実験は6月2日~27日、下田市内で実施。ウェブマーケティングやグラフィックデザインなど、場所を問わずに取り組むことができる10職種の業務を、現役ノマドワーカーが講師を務めるワークショップを通じて体験する。プログラムは英語で進行するが、日本人も参加できる。

 ELENTO代表で、自身も海外と日本を行き来するデジタルノマド実践者でもある塚田絵玲奈さんは「自分が海外を回る中で、『日本は一番行きたい国』『もっと日本のローカルに行ってみたい』という声をいろいろな人から聞く。このプログラムを通じて、1カ月間の舞台となる地方都市がデジタルノマドをスタートする思い出の地となり、第二の故郷となることを目指す」と意欲を見せる。

 実証実験の参加者を今月末まで、募集している。既に台湾・香港・フィリピン・ドイツ・ニュージーランドなどからの参加希望者が集まっているという。プログラムへの参加は無料だが、宿泊や食事などの滞在費用は自己負担。応募は特設サイトで受け付ける。

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