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西伊豆町「ふるさとまつり」 元シャムシェイド遠藤一馬さんの凱旋ライブも

仁科認定こども園と伊豆海認定こども園の園児らによるダンスパフォーマンス

仁科認定こども園と伊豆海認定こども園の園児らによるダンスパフォーマンス

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 西伊豆町の地場産品が集まる秋の恒例イベント「ふるさとまつり」が11月10日、黄金崎クリスタルパーク(西伊豆町宇久須)で開かれた。主催は西伊豆町イベント実行委員会。

元SIAM SHADEの遠藤一馬さんとゲスト出演した谷本貴義さん(関連画像12枚)

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 同イベントは毎年11月の第2日曜日に開いている秋の恒例イベントで、今年で20回目。ご当地グルメや干物などの地場産品、地元工芸品など、飲食と物販のブース36店が会場に並んだ。姉妹町の長野県富士見町や山梨県市川三郷町からの出店もあり、来場者たちは特産品を求めて早くから行列を作った。

 実行委員会で事務局を務める名倉勇太さんは「今回、下田土木事務所と建設組合がコラボレーションし、ショベルカーに試乗することができるブースが登場した。実際に操縦しているかのような体験を子どもたちにも楽しんでもらうことができた」と話す。パトカーや白バイなどの車両を展示した下田警察署も子ども用の制服を用意するなど、PRブースでは子連れで楽しむ来場者の姿も多く見られた。

 ステージイベントでは、こども園の園児らによるダンスパフォーマンスや松崎高校吹奏楽部による演奏のほか、富士見町の和太鼓チームは「富士見太鼓」の迫力ある演奏を披露した。そのほか、会場すぐ近くの景勝地「黄金崎」にある馬の顔にそっくりな奇岩「馬ロック」をモチーフにした来場者参加型イベント「缶馬レース」も開催。子どもから大人まで競争を楽しんだ。

 同町出身アーティストで「1/3の純情な感情」で一世風靡(ふうび)した元SIAM SHADE(シャムシェイド)の遠藤一馬さんによる凱旋ライブも行われた。「同級生や下級生の顔がちらほら見えてうれしい限り」と話しながらステージに登場した遠藤さんは、自身の代表曲「Pure(ピュア)」を歌い上げた。

 遠藤さんは2022年にはプロデュースから演奏、歌唱まで担当した西伊豆応援ソング「Home」をリリース。同曲の歌唱を担当し「ドラゴンボール改」のオープニングソングをはじめ、テレビアニメの主題歌を多く手がけるミュージシャン・谷本貴義さんも凱旋ライブにゲスト出演した。谷本さんは西伊豆中学校校歌の作詞作曲を担った経緯がある。

 遠藤さんは「学生時代は、少ない人口の中でもバンドがとても盛んな時代だった。中学・高校時代は地元の祭りで演奏することもあったが、大人になって地元に戻ってきてライブをするのは感慨深い」と当時を思い返しながら話した。

 同イベントは来年も同時期に開催予定。

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