地元のグルメや特産品などが集まる「下田商工祭」が11月16日、下田郵便局となりの「アイキバーキング池之町」(下田市二丁目)で開かれる。主催は下田商工会議所。
同イベントは、地元で作られた商品の宣伝・販売のためのイベントを開くことで、街なかににぎわいを創出しようと始められたもの。今年で2回目となる。今回は、地元グルメの他に、竹明かりを作る「竹の穴あけ体験」などのブースも設ける。
当日は「伊豆下田白浜蒸留所」(白浜)や「外浦デリカアン」(柿崎)など、下田市内の飲食店や食品製造業者など16店が出店。地元食材で作る総菜や弁当、地元の人々に親しまれているパンや和菓子などを販売する。市内の特色ある地場産品として「下田ブランド」に選ばれた商品も会場に並ぶ。
さらにSDGsを推進するための取り組みとして、カーボンニュートラルに関連した展示も行う。「東京電力パワーグリッド」の協力により、イベント運営のための電気は、会場に展示する2台の電気自動車から給電する。
その他、会場では餅の配布や、物産品などが当たる「抽選会」、下田の御当地キャラクター「ぺるりん」の登場など、幅広い世代が楽しめるような内容も盛り込む。
開催時間中は会場近くの池之町通りを歩行者天国とし、商店街のシャッターに市内に新しくできた店を紹介展示する「フォトストリート」も実施する。下田商工会議所の山本雄大さんは「フォトストリートでは店舗の写真やコメントを展示する。下田にどんな新しい店ができたのか見て行ってほしい」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。小雨決行。