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東伊豆町に和菓子店「片菅」 地元素材使ったジャムを添えたどら焼きも

和菓子店「片菅」の滝沢健二さん

和菓子店「片菅」の滝沢健二さん

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 伊豆ならではの素材を積極的に使ったどら焼きなどを扱う和菓子店「片菅(かたすげ)」(東伊豆町片瀬)が片瀬白田駅から徒歩5分の住宅街の一角にプレオープンして、10月22日で1カ月がたった。

専用ジャムを添えたどら焼き(関連画像5枚)

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 同店を経営するのは地元出身の滝沢健二さん。滝沢さんはハウスクリーニング会社を営む傍ら、商工会や青年会議所、ライオンズクラブなど、さまざまな地域団体で要職を務めており、日本のみならずイタリアなど海外にも広く人脈を持つ。和菓子店オープンの経緯について、滝沢さんは「他県での会合に参加するときに、土産物を探すのに苦労していた。地元ならではの土産物を作りたかった」と話す。「20代の頃から飲食業に興味があった」とも。

 同店では「喜び、感動、つながり」をコンセプトに、「どら焼き」(5個入り=2,800円、ニューサマージャム添え=3,300円)や、氏神の片菅神社の本坪鈴をイメージした最中「鈴香(りんか)」(5個入り=1,490円、10個入り=2,980円)など、重箱に入れた贈答用の和菓子を扱っている。

 和菓子職人として腕を振るうのは、以前に和菓子製造やフードコンサルタントの仕事をしていた滝沢さんの妻・仁美さん。「地元の素材を積極的に使いたい」という思いから、調理には東伊豆町・稲取の天然水を使ったり、どら焼きの皮には河津町産の蜂蜜を使ったりしている。「東伊豆町のニューサマーオレンジを使った、どら焼き専用のジャムも開発した。爽やかなどら焼きを楽しんでほしい」と滝沢さん。

 「新商品の開発、ふるさと納税やネット販売にも挑戦していきたい」と話す滝沢さん。「大切な人への感謝の気持ちを伝えるお供として、ぜひ当店の和菓子を使ってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は10時~17時。年内はプレオープン期間として不定休で営業する。詳しい営業日はインスタグラムで知らせる。

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