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20回目の「伊豆急全線ウオーク」 20周年の黒船電車にちなんだグッズも

ポスターを掲げる伊豆急行営業部の小澤梓さん

ポスターを掲げる伊豆急行営業部の小澤梓さん

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 伊豆急行沿線約75キロの完歩を目指す「伊豆急全線ウオーク」が10月1日に始まった。

第6区間を完歩した人に進呈されるコレクションボックスと特製タオル(関連画像4枚)

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 吉田松陰などの偉人たちの足跡を巡ることで歴史に思いをはせ、下田に旅行する人を増やそうと始まった恒例イベントは、今年で20回目の節目を迎える。伊豆急行線の南伊東駅~伊豆急下田駅間の沿線約75キロで、決められた区間を完歩した人に景品を進呈する。

 前回は各20キロ~30キロ程度の3区間を設定していたが、今回は最短5.7キロ~最長19.4キロの6区間のコースを設定する。伊豆急行営業部の小澤梓さんは「元々は一駅ずつ歩くイベントだったが、コロナ禍で人との接触を少なくするなどの経緯もあり、まとまった区間を設定するようになった。元の姿に徐々に戻していけたらと、今回は有人駅を結ぶ区間設定にした」と話す。「開始に先立ってオンラインで参加券の販売を始めたが、6区間セットで購入する人がとても多い」という。

 第3区間(伊豆高原駅~伊豆熱川駅)と第4区間(伊豆熱川駅~伊豆稲取駅)には、メインコースとサブコースの2つのルートを用意。サブコースは吉田松陰などが通行した古道「東浦路(ひがしうらじ)」を通るルートになっている。「サブコースの古道は舗装されておらず、アップダウンが激しい場所もある」という。

 各区間を完歩した人には、踊り子号やリゾート21など伊豆急行の車両が描かれたピンバッチを進呈する。第6区間(河津駅~伊豆急下田駅)を完歩した人にはピンバッジに加え、ピンバッジを保管する特製コレクションボックスと記念のマフラータオルも進呈。参加券に加え、コレクションボックスとマフラータオルのデザインも、デビュー20周年を迎えるリゾート21「黒船電車」にちなんだものになっている。

 担当で同社営業部の小澤梓さんも入社以来、毎回欠かさずに参加しているという同イベントのファンの一人。「一日で歩き切らなくても大丈夫なので、ぜひ皆さんのペースで挑戦してほしい。私も同期入社メンバーと参加することが多いが、仲間と一緒に景色やグルメを楽しみながら歩くのがお勧め」と参加を呼びかける。

 参加費は1区間につき600円。2025年6月1日まで。

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