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下田「サニーサイドコテージ」5周年 地元食材を使ったBBQや朝ヨガも

「サニーサイドコテージ」オーナーの濱口梨絵さん

「サニーサイドコテージ」オーナーの濱口梨絵さん

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 下田の森の中に位置する貸別荘「Sunny Side Cottage(サニーサイドコテージ)」(下田市吉佐美)が7月14日で5周年を迎えた。

下田の森の中に位置する「サニーサイドコテージ」(関連画像9枚)

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 オーナーは地元出身の濱口梨絵さん。45年続いた「Sunny Side Cafe(サニーサイドカフェ)」(2022年10月に閉店)を営んでいた両親から受け継いだコテージをリニューアルして5年前に開業した。

 同宿の最大の特徴は、26年前に濱口さんの両親が「海外から下田に来る人に、自然の中で安心して過ごしてほしい」と、フィンランドのメーカー「Honka」から取り寄せた木材を用いた2棟のログハウス。両親が経営していた頃は年間契約を中心としていたが、濱口さんが開業するに当たり、1泊からでも滞在できる現在のスタイルへとリニューアルした。

 「子どもを連れて旅行に行った際、宿泊場所探しや備品の少なさに困ったことがあった」と話す濱口さん。自身の経験を元に、子連れ世帯の宿泊時にも安心して利用してもらえるよう、キッズスペースや子ども用の備品を充実させた。一棟ずつ借りることができるが、2棟を貸し切ることで完全プライベート空間にすることも可能。バーベキューやたき火をしながら自然を楽しむことができる。

 食材を持ち込んでの素泊まりプランのほか、伊豆牛や地元野菜、干物などをセットにした「地産地消のバーベキュープラン」や、ヨガインストラクターの資格を持つ濱口さんが教える「朝ヨガプラン」も用意する。

 「私自身もこの場所の自然にいつも癒やされている。情報があふれる世の中だからこそ、一時的にでも日常から距離を取って自分を取り戻したり、リラックスする時間を作っていただけたりすれば」と話す濱口さん。「閑散期には子ども向けのイベントをはじめ、地元の人やサニーサイドカフェを利用していた人に感謝をする機会も設けていきたい」とも。

 15時チェックイン、10時チェックアウト。宿泊料金は1棟素泊まり3万円~。

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