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「IZUBLUE」が3周年 伊豆の青い海と空をイメージしたアパレル販売

「IZUBLUE」オーナーの高橋美和子さん

「IZUBLUE」オーナーの高橋美和子さん

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 伊豆の青い海や空をイメージしたデザインを手がけるアパレルブランド「IZUBLUE」が7月15日で3周年を迎えた。

黒船祭で人気だった限定ブラックシリーズ(関連画像6枚)

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 オーナーの高橋美和子さんは埼玉県三郷市出身。小学生の時に家族で南伊豆町の父の実家に移り住んだ。現在は町内の建設会社に勤務しながら、個人でIZUBLUEを運営している。

 IZUBLUEは元々、自身のSNS投稿時に使っていたハッシュタグだった。南伊豆の青い海や空の写真や動画を多く投稿していたことから着想した。

 以前はアパレルショップで働いていた経験を持つ高橋さん。「IZUBLUEは伊豆に人を引きつける言葉。この言葉で地域に貢献したい」という思いから、2021年に白地に紺色で「IZUBLUE」の文字を入れたTシャツを数十製作したところ口コミで評判になり、すぐに完売。副業として本格的にブランド立ち上げを決意した。

 「スタンダード」と名付けたTシャツ(3,300円)をはじめ、バッグ、アクセサリーなどの雑貨を含め今では数十種類の商品を取りそろえている。地元の企業や店とのコラボ商品開発にも積極的に取り組んでいる。

 高橋さんは「ブランド立ち上げはコロナ禍の真っ只中だった。移動自粛が求められる中、SNSで『地元の伊豆に帰ることができない』『好きな伊豆に行くことができない』などの書き込みを見て、どこにいても伊豆を感じて過ごせる身近なアイテムを提供したいと考えた」と振り返る。

 商品はオンラインショップとギャラリーショップ(南伊豆町二条)で販売。期間限定でポップアップショップを出店することもあり、5月に下田で行われた黒船祭では限定ブラックシリーズの商品が好評だったという。

 「IZUBLUEを通じた人との出会いを大切にしたい」と話す高橋さん。SNSでは購入客から送られてきた着用写真を積極的に紹介している。「お客さまにも一緒にIZUBLUEを育ててもらっている。伊豆全域の人たちにもっと知ってもらい、ファンを増やしていきたい。IZUBLUEの商品が伊豆の外で人々の目に触れて、もっとたくさんの人たちが伊豆に遊びにきてくれれば」と意欲を見せる。

 ギャラリーの営業時間は、平日=17時30分~21時、土曜・日曜=10時~18時。予約制。

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