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下田の街なかに居酒屋「かもん」 昼は弁当の販売も

「かもん」店主の渡邉和馬さん

「かもん」店主の渡邉和馬さん

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 下田で空き店舗をリノベーションして始めた飲食店「かもん」(下田市二丁目)がオープンして、6月3日で3カ月がたった。

店主の渡邉和馬さん自身が字を書いた看板(関連画像6枚)

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 店主の渡邉和馬さんは地元・下田市の出身。20代半ばまで京都の日本料理店で板前の修業を積み、その後は地元に戻って料理人の道を歩み続けてきた。現在は「漁師料理 ゑび満(えびまん)」(白浜)も営んでおり、同店は市内で2店舗目の出店となる。

 飲食店だった場所が空き店舗になっていたのを知り、「地元を飲食で盛り上げたい」と開業を決意。「下田で誰でもがフラッと立ち寄れる店を作りたいと考えた」と渡邉さん。

 「かもん」の店名は渡邉さんが以前勤めていたとんかつ店「花門」(伊東市、現在は閉店)と、英語の「come on」に由来している。看板は「花門」で使っていたテーブル板を譲り受け、渡邉さん自身が文字を書いた。

 昼の部と夜の部に分けて営業し、昼はその日仕入れた食材で手作りする日替わり弁当(500円、店内で食べる場合はみそ汁とコーヒーが付き660円)を数種類販売する。

 夜はさまざまな酒やつまみをそろえる居酒屋に姿を変え、酒類2杯とつまみをセットにした「センベロ」(1,100円)のほか、昼夜共通の「すっぽん鍋」(1,350円)、「生ハム」(800円)、「おでん」(390円)などを提供する。

 「地元のお客さまが集まる店を目指して価格を低く設定しているが、観光客も立ち寄ってくれる」と話す渡邉さん。「お客さまと交流ができて仕事が楽しい」とも。

 店内はカウンターと立ち飲み席で12席。営業時間は、11時~15時、17時~22時。火曜・日曜定休。

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