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松崎町の田んぼで「泥んこプロレス」 本気の遊びで方南町との交流深める

チラシを持つ鈴木茂孝さん(左)と佐々木孫悟空さん(右)

チラシを持つ鈴木茂孝さん(左)と佐々木孫悟空さん(右)

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 松崎町岩科の田んぼで6月2日、日本酒米の田植え作業を盛り上げようと、昨年に引き続き同町と東京都杉並区方南町の有志らが「泥んこプロレス」を開く。

田んぼの安全性をアピールするためにミミズを実食する佐々木孫悟空さん(関連画像10枚)

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 企画するのはキャンプ場「へんな村」(松崎町小杉原)を運営する斉藤優(まさる)さん。町に貢献したいとの思いから、「とんび農園」(岩科南側)代表の鈴木茂孝さんの協力で、斉藤さんと親交がある「方南町プロレス」を東京都杉並区から招き、田植え体験とお笑いプロレスのイベントを開く。斉藤さんは同イベントの狙いを「1次産業のエンタメ化」だと話す。

 当日は11時から日本酒の材料となる「朝日米」の田植え体験の後、13時からは観客参加型の尻相撲大会、14時から泥んこプロレスを行う。プロレスには松崎町民3人(リングネーム=岩科ライスマン・松崎自然薯ネバラー・桜葉カオリン)も参戦予定で、第2試合の「『方南町プロレス悪役軍団VS松崎町プロレス連合正規軍』が見どころ」だという。

 「最近は土に触れる機会が減ってきている。みんなで田んぼを耕したり田植えをすることは、とても良い思い出になるのでは」と話すのは、イベントPRのため松崎町を訪れた「方南町プロレス」代表の佐々木孫悟空さん。虫食い芸人としても活動する佐々木さんは、松崎町の安心安全な田んぼをアピールするためミミズを実食するパフォーマンスも見せ、「大人が本気で楽しむ姿や、こんな遊び方があることを子どもたちにも見せたい。多くの人に来てもらいたい」と呼びかける。

 同イベントで植えた米で造られた日本酒は、方南町のアンテナショップ「伊豆松崎酒店」で販売予定。佐々木さんは「昨年育てた朝日米で作った日本酒を、秋の稲刈りイベントで振る舞いたい」と意欲を見せる。

 会場は「静岡県自動車学校松崎校」向かいの田んぼ。参加費無料だが、参加には汚れてもいい服装での来場が条件。小雨決行、荒天中止。松崎町総合グラウンド(道部)駐車場が利用できる。

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