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黒船祭2日目、記念式典とパレードで日米友好祝う 延期されていた花火大会も

「黒船祭」2日目、街なかの様子

「黒船祭」2日目、街なかの様子

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 下田市の「第85回黒船祭」が5月18日、開催2日目を迎えた。記念式典やパレードなどの行事に加え、強風の影響で延期になっていた花火大会も開かれ、朝から夜まで街中が華やかな雰囲気に包まれた。

海上花火大会の様子(関連画像19枚)

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 下田公園での記念式典では、中村敦市議会議長の開始宣言を皮切りに、日米両国の関係者が祝辞を述べた。松木正一郎下田市長はスピーチで「黒船祭は日本開国の先駆けとなった下田開港に貢献した日米両国の先人たちの偉業をたたえるために始まり、世界平和と国際親善に寄与することを目的としている」と述べ、今もなお世界で紛争が続いていることにも触れ「黒船祭の崇高なメッセージを地球上のすべての人々に届けよう」と呼びかけた。

 式典終了後、下田公園から米海兵隊カラーガードを先頭にした公式パレードが出発。ゲストを乗せた車や米海軍音楽隊、海上自衛隊横須賀音楽隊、地元中高生の吹奏楽部などが目抜き通りを約1時間にわたって練り歩いた。沿道にはたくさんの市民や観光客が集まり、日米両国の小旗を振りながらパレードを楽しんだ。

 市内各所に屋台が並ぶ「開国市」も開かれた。メイン会場となる「KIZUNA広場」のステージではさまざまな団体やアーティストがパフォーマンスを行ったほか、歩行者天国でダンスや大道芸を披露する人たちの姿も多く見られた。

 まどが浜海遊公園では今年初開催となる「楽音会」が開かれた。海をバックにした特設ステージで約10組のバンドが演奏し、集まった観客たちは体を動かしながら演奏を楽しんだ。

 夜には強風の影響で延期となっていた「海上花火大会」も開かれた。約30分にわたり次々と打ち上がる花火に大きな歓声が上がり、最後に打ち上げられた2尺玉の特大花火の打ち上げ時には、特に大きな歓声が上がった。

 黒船祭は19日まで。

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