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ぺるりん義援金が能登半島に60万円超の応援 下田市内全ての小中学校回る

白浜小学校体育館でのふれあい集会に参加したぺるりん

白浜小学校体育館でのふれあい集会に参加したぺるりん

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 下田商工会議所(下田市二丁目)を母体に活動する「ぺるりん運営委員会」が4月4日、1月17日~3月31日に行った「能登半島応援ぺるりん義援金募金」で総額60万7,742円を集めたと発表した。

下田小学校では早朝から子どもたちに募金を呼びかけた(関連画像6枚)

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 下田市のご当地キャラクター「ぺるりん」を運営する同委員会では、能登半島地震の被災地を支援するため、協力者に特製の「ぺるりんサンキューカード」を進呈する募金活動を展開。街頭での募金活動や、同会議所に所属する事業者たちに支援を呼びかけてきた。

 開始当初から、下田市教育委員会も活動への賛同を表明。ぺるりんと委員会メンバーが市内全ての小中学校を訪問し、子どもたちに能登半島への支援を呼びかけながらの触れ合いを展開した。

 同委員会の事務局を務める下田商工会議所職員の冨山諒介さんは「教育委員会と協働できたことで、子どもたちや保護者たちの『被災地に何かしたい』という気持ちの受け皿の一つを提供することができた」と振り返る。「地元の人たちだけでなく、観光客からも支援が寄せられた。さまざまな方面から協力を得られたのは『ぺるりん』というキャラクターがいたからこそ」とも。

 集めた義援金は、日本商工会議所の「令和6年能登半島地震・災害義援金募金」に全額送金した。今後は3,000円以上募金した希望者に向け、石川県のPRキャラクター「ひゃくまんさん」とぺるりんとのコラボデザインの記念品を制作・送付する。

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