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下田高校写真部が初の校外展 下田旧町内のコミュニティースペースで

チラシを掲げる部長の萩原摩周(ましゅう)君(下田高校1年)

チラシを掲げる部長の萩原摩周(ましゅう)君(下田高校1年)

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 静岡県立下田高校(下田市蓮台寺)写真部の生徒たちによる初の校外写真展が3月22日~24日、下田旧町内にあるコミュニティースペース羽衣(二丁目)で開かれる。

下田高校写真部部員たちの作品(関連画像5枚)

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 同部は静岡県東部高等学校写真連盟(高写連)の参加校として、2016(平成28)年から下田市内をフィールドとして積極的に校外での撮影会を開いてきた。学校の枠を越えて町に繰り出し、地域の人々や自然など、身近な暮らしの中のさまざまな事象をカメラに収め続けている。

 初の校外展は「瞬間の美/下田ものがたり」と題し、部員たちが撮りためた下田市内の写真群を公開する。会場となるコミュニティースペース羽衣は2019年、町なかの空き家を改修して作られたスペース。写真に収められた場所にも近い下田旧町内へ幅広い世代の人々に訪れてもらい、現地の空気を感じながら写真を鑑賞してもらうのが今回の展覧会の狙い。

 高写連の事務局を務め、同部の顧問でもある遠藤覚教諭は「この1年間で部員たちはカメラを通して町を見ること、そして表現することの楽しさを知ってくれた。まだこれからだが、温かく見守っていただければ」と話す。

 高写連が下田で企画するイベントには、ニコンイメージングジャパン(東京都港区)が講師の派遣や機材の貸し出しを行うほか、下田商工会議所・下田写真部などの団体も協力してきた。下田は写真術の開祖・下岡蓮杖の生誕地。「写真のまち」として、さまざまな団体が協力し合い、高校生たちがカメラを通じて地域の魅力に気づく機会を創出している。

 開催時間は10時~18時。入場無料。下田高校写真部の生徒たち自らが来場者を出迎える。駐車スペース5台分あり。

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