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南伊豆の春らんまん写真撮影スポット「菜の花ドア」 フォトコンテストも

「菜の花ドア」で記念撮影する地元の園児たち

「菜の花ドア」で記念撮影する地元の園児たち

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 今月頭から南伊豆町で開催中の「みなみの桜と菜の花まつり」。会場の一つである「日野(ひんの)の菜の花畑」(南伊豆町湊)に同町商工会青年部が「菜の花ドア」を設置し、写真撮影スポットとして人気を集めている。

「菜の花ドア」には次々と写真撮影をする人が訪れる

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 同会場はマーガレットラインの名称で親しまれている国道136号線、日野の交差点の角地を中心とする休耕地を利用した約3万平方メートルの菜の花畑。近づくと目の前いっぱいに鮮やかな黄色のじゅうたんが広がる。

 高さ約3メートルのドアを菜の花畑にせり出したステージに設置し、周りを菜の花や町の花のマーガレットで飾る。手前にはカメラやスマートフォンを置くことができるスタンドも設置し、扉を開けて一面に菜の花畑が広がる光景を撮影できるフォトスポットとして人気を集めている。昨年、同町商工会青年部が初めての試みとして設置したものが好評だったことを受けて今年も実施した。

 同町商工会青年部長の中村大軌さんは「週末には順番待ちの列ができるほどにぎわっている。ペット連れの人も多い。2年連続で実施したことで、少し根付いてきた感触がある」と話す。「菜の花とともに、町の花に指定されているマーガットも知ってもらえるよう装飾を工夫した」とも。

 約30人の園児たちを引率して散策していた南伊豆認定子ども園の外岡裕美教諭は「3歳児クラスの子どもたちと記念撮影に来た。この子たちは4月から『なのはな組』と『さくら組』に進級するので、地域の資源を見て覚えてもらいたいと、菜の花という言葉を教えながら散策している」と話す。「クラスの名前も、地域のことを知ってほしいという願いを込めている」とも。

 菜の花ドアや周辺の菜の花スポットで撮影した写真を、インスタグラムを通じて募集するフォトコンテストも行う。同町商工会青年部のアカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて投稿することで応募できる。

 みなみの桜と菜の花まつりは3月10日までだが、菜の花ドアは3月17日まで設置予定。

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