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伊豆稲取駅に「まちのレセプション ようよう」 新たな交流拠点に

「ようよう」メンバー集合写真

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 伊豆稲取駅の売店と観光案内所をリニューアルした「まちのレセプション ようよう」が2月16日、プレオープンした。

オープニングセレモニーには岩井茂樹町長らが参加した(関連画像7枚)

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 東伊豆と渋谷を拠点に地方創生に取り組む「micro development」(東伊豆町稲取)の森本健介さんや、東伊豆町の地域おこし協力隊に今年着任した梅田留奈さんらがリニューアルを主導した同施設。東伊豆町の日常とも言える「よう」と声をかけると相手が「よう」とあいさつを返す様子から、利用する人が手を振り合う場を作りたいという願いを込めて「ようよう」と名付けた。

 同日行われたオープニングセレモニーには、岩井茂樹東伊豆町長、土方健司伊豆急行社長、守屋真一micro development社長らが出席。セレモニー参加者にはキンメダイのみそ汁を振る舞った。

 守屋社長は「町の第一印象を決めるであろうこの場所を、我々のような企業と町が連携して作り上げられるのが非常にうれしい。この町、この場所での出来事やチャレンジが人生を変えるきっかけになれば」とあいさつ。

 岩井町長は「東伊豆町の顔であり、電車を降りて最初に目にするのがこの風景。東伊豆町のハブとなるこの場所で何か物語が生まれればうれしい」と話し、「使い方は大きく決めずに、さまざまな交流につなげていきたい」と続けた。

 土方社長は「東伊豆町とmicro developmentとの共創プロジェクトとなるこの取り組み。町のレセプションという前例がない取り組みだからこそ、『ようよう』がトップバッターとなって伊豆急行線の駅の魅力発信につながれば」と期待を込める。

 同施設は、カフェや東伊豆ならではの土産を扱う売店としての機能に加え、Wi-Fiを利用できるワークスペースも備え、観光客や地元高校生らの利用を見込む。コーヒーは350円。

 利用した稲取高校の男子生徒からは「前の売店も良かったけど、新しくなったこの場所はショッピングモールみたいで新鮮。これから使っていきたい」という声が聞かれた。

 4月の本オープン以降は、24時間利用が可能な会員制の無人売店や、駅周辺の宿泊施設のチェックイン機能の提供を予定している。

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