5月に開かれる下田市で最も多くの人が集まるイベント「黒船祭」に合わせ、まどが浜海遊公園(下田市柿崎)に下田湾を背景に設営されるステージで「楽音会(らくおんかい)」と題したライブステージが初めて開かれる。
「楽音会」では、例年フラダンスイベントを行うステージで演奏する
市内のフラダンス教室「フラ ハーラウ オ エフカイ」の指導者・朝長由香さんと、朝長さんの音楽仲間の野田朋之さんが中心となり企画している同イベント。朝長さんが主導する黒船祭恒例のフラダンスイベント「フラ ホーイケ」で使うステージを有効活用したいと初めて企画した。事務局を務める「WITH A TREE」(下田市)の梅田直樹さんなど、有志メンバーも立ち上げに協力した。
自身も家族と組むバンドでの出演を予定している朝長さんは「もともと音楽が好き。フラも音楽も、どんな時代や国でも人と人をつなげる力がある。誰でも参加できるイベントなので、黒船祭に遊びに来たついでに出演・出店するという気持ちで参加してくれれば」と話す。「まどが浜のステージは景色も良く、来た人みんなが参加しながら楽しみを分かち合って盛り上げていければ」とも。
下田開港170周年となる今年の黒船祭は例年通り、5月第3週(5月17日~19日)の開催を予定しており、同イベントは2日目(18日)の10時~17時に実施する。雨天時は下田市魚市場に会場を移して開催する。
現在、ステージ出演者とフリーマーケット出店者を募集している。出演バンド募集は年齢・経験・ジャンル問わず、2月29日まで受け付ける。応募者多数の場合は抽選。併せて、ステージ周辺で実施するフリーマーケット出店者も定員に達するまで募集する。出演・出店共に無料。応募はウェブフォームで受け付けている。