高級クルーザーやスーパーカーが集まるイベント「下田ランデブー」が11月11日、旧下田ドッグ跡地・安田ヤード(下田市武ガ浜)で開かれた。主催は安田造船所。
今年で6回目を迎える同イベントは「究極の大人の遊び場」をテーマに、ジャパンラグジュアリーの発信と、日本と世界の融合を体現する場を作ることを目的に開いている。
実行委員の橋本智洋さんは「『全ては、下田のために』を合言葉に開く同イベント。少年の頃に憧れの眼差しで見ていたスーパーカーやヘリコプターの離着陸など、日常の生活とかけ離れた世界に間近で触れることができる」と説明する。
会場にはフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーや、同社が日本での輸入元を務めるイタリア「アジムット・ヨット」の高級クルーザーがズラリと並び、会場を訪れた観光客や地元客を圧倒した。
地元食材を使ったグルメを販売する屋台なども集まる中、エクストリームライダーNorito Teruyaさんによるバイクの手放し走行などのパフォーマンスやヘリコプター遊覧も行われ、夜には約20分間にわたり花火が打ち上げられた。
訪れた人たちからは「子どもたちがスーパーカーに興奮していた」「花火は破片が落ちてくるほど近くで見ることができて迫力があった」などの感想が聞かれた。
イベントを終え、橋本さんは「回を重ねるごとに認知度も上がってきたのか、地元の人たちもたくさん足を運んでくれた。来年も、さらにスケールアップしたものをお届けしたい」と力を込める。