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移住者が営む下田「まごのて英語教室」がハロウィーンの集い 仮装パレードも

「トリック・オア・トリート」と呼びかけ、お菓子を笑顔で受け取る子どもたち

「トリック・オア・トリート」と呼びかけ、お菓子を笑顔で受け取る子どもたち

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 下田に移住してきた夫婦が営む「まごのて英語教室」(下田市三丁目)が10月29日、ハロウィーンイベントを開き、さまざまなコスチュームに身を包んだ子どもや保護者たちが、下田の町なかをパレードした。

自らも仮装をした和田慧さん(一番左)が先導した仮装パレード(関連画像5枚)

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 企画したのは同教室の和田慧(けい)さん。浜松市内で塾の講師をしていた和田さんは、自然が多く海のきれいな下田を気に入り昨年移住し、念願だった英語教室をオープンした。英語学習において日本人が最も苦手とする「話す」に重点を置いたレッスンで、子どもから大人まで、幅広い世代の人たちに「英語を話す楽しみ」を教えている。

 オープンから1年以上が経過し、SNSや口コミで生徒も増えてきたため初のハロウィーンイベントを企画。50人以上の参加者が集まった。

 参加者たちはコミュニティースペース「あたらよ」(二丁目)に集合し、紙コップと画用紙で、パレードに持っていくためのジャック・オー・ランタンを作った。作り方の説明など、和田さんが話す姿をまねて英語を話す子どもたちの姿も見られた。

 その後に行われたパレードでは、参加者たちは道行く人たちに「ハロー」と声をかけたりポーズを取ったりしながら練り歩き、昔ながらのホーロー看板で知られる「土藤商店」など8店に立ち寄った。子どもたちは店の前で「トリック・オア・トリート」と元気な声を上げ、店主から手渡されたお菓子を笑顔で受け取った。

 友人に誘われイベントに参加した母親は「子どもはハロウィーンも仮装も初めて。とても楽しそうで良かった」とうれしそうに話していた。

 和田さんは「下田は人が温かい。移住は大満足」と話し、「これからも地元の人たちとのつながりを大事にしていきたい」と意欲を見せる。

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