伊豆南エリア(賀茂地域)1市5町での食べ歩きを楽しむことができる「がんバル」が9月30日から、開催される。
夏の観光のにぎわいが一段落した秋口に地域を盛り上げようと開いている同イベント。コロナ禍で2度の中止があったが昨年再開し、今年で11回目を迎える。
1冊5枚つづりのバルチケットを販売。チケット1枚につき1フードと1ドリンクなど、参加各店が特別メニューを提供する。チケットは家族や友人と分けて使うこともできる。
回を重ねるごとに規模を拡大し、今回は下田市・南伊豆町・河津町・東伊豆町・西伊豆町・松崎町の1市5町で、過去最多となる212店が参加。居酒屋や食事処などでの飲食だけでなく、物産店での土産物の購入やホテル等での日帰り入浴、博物館や水族館への入館など、チケットは幅広く利用することができる。
併せて、チケットの半券を見せると参加できる抽選会も開催。10月1日に南伊豆町で、10月7日に下田市で、それぞれ行う抽選会では、景品として地域の特産品や宿泊券などを用意する。
下田商工会議所の冨山諒介さんは「移住者が開いた店など、初出店の事業者も多い。チケットは飲食店だけでなく観光スポットでも使うことができるので、秋の観光地の魅力を発見する機会にしてほしい」と利用を呼びかける。
チケットは4,000円。各市町の商工会議所と観光協会で販売するほか、下田東急ストアや一部参加店でも取り扱う。参加舗やメニューが掲載されたパンフレットはウェブでも公開している。10月9日まで。