河津町観光協会がある「河津桜観光交流館」(河津町笹原)の売店が9月13日、「ODORICO売店」としてリニューアルオープンした。リニューアル後初の週末となる9月16日・17日には、記念イベントを行う。
10年以上前にオープンした同売店では、地元の朝採り野菜や食パン、干物・ジビエ・わさび漬けなど伊豆ならではの食材や加工品、地元の作家が作る小物などを取り扱っている。広い駐車場も備えているため、毎年2月の河津桜まつりのシーズンには観光の要所として特ににぎわう。
今回のリニューアルでは、レジの場所を変えて買い回りをしやすくしたほか、商品を取り出しやすいよう棚を作り替えたりした。併せて、店名を「ODORICO売店」と名付けし、ロゴも制作した。河津町観光協会の榎原なつ美さんは「より多くの人に店の存在を知ってもらえるよう、河津町が大切にしている『伊豆の踊子』にちなんだ名前を付けた。ODORICOグッズも販売していく」と話す。
9月16日・17日には記念イベントとして、野菜詰め放題やガラガラ抽選会を行う。河津町の姉妹都市である長野県白馬村や桜を通じた交流のある山形県白鷹町と岩手県普代村の果物や野菜、地元名物を使った「生わさびトッピングソフト」なども販売する。
「閉店時間が少し早いが、新鮮な野菜を安く買うことができる穴場。地元の人には特に食パンが人気」と話す榎原さん。「わさび漬けは4社のものをそろえているので、食べ比べを楽しんでみるのも面白いのでは」とも。
営業時間は8時~15時。