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下田で「赤いかキャンペーン」 新たな名物イカ料理を市内30カ所で

下田で2回目の「赤いかキャンペーン」

下田で2回目の「赤いかキャンペーン」

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 キンメダイに次ぐ下田の名物を目指してイカ料理を提供する「赤いかキャンペーン」が現在、下田市内の宿泊施設や飲食店で行われている。下田市観光協会の呼びかけで昨年行ったものが好評だったことを受け、2回目を実施する。

調理前のアカイカ、新鮮なものは濃い赤色をしている

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 同キャンペーンで扱う「アカイカ」は、ケンサキイカの関東地方での呼び名。胴回りが太く鮮やかな赤色をしているのが特徴で「濃厚な甘みとうまみを持ち合わせていて、他のイカに比べて高価」だという。昨年、鉄道会社の担当者の「下田には良いアカイカがあるのに、なぜ紹介しないのか」という一言から、キャンペーンを着想した。

 同観光協会次長の立見絹代さんは「アカイカはもっちりした食感が特徴。キャンペーンに参加する宿泊施設や飲食店では、刺し身以外にもいろいろなメニューを提供している」と話す。「下田といえばキンメダイが有名だが、初夏の今しか食べることができないアカイカもぜひ試してみてほしい」とも。

 キャンペーン参加の宿泊施設は「観音温泉」「花月亭」「清流荘」「こむらさき」「ホテル伊豆急」「ホテル山田屋」「下田ビューホテル」の7カ所。各宿泊施設では刺し身を中心に、「赤いかのぬた」「赤いかたらこあえ」「赤いかバター醤油(しょうゆ)」などの料理を提供する。

 その他、市内飲食店や土産物店など20店舗でアカイカ料理の提供や加工品の販売を行う。「駅や観光協会などで加盟店マップを配布している。それを手にアカイカ料理を探してみては」と立見さん。

 6月30日まで。

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