下田東急ホテル(下田市五丁目)が、下田の魅力を写真で表現することを競う「開業60周年記念フォトコンテスト」を開き、4月30日~5月7日に入賞作品の展示を行った。
同コンテストは2022年10月から2023年3月まで、「私の好きな伊豆下田」をテーマにインスタグラムとフェイスブックを通じて作品を募集したもの。100点以上の応募の中から19点の入賞作品を選んだ。
応募資格は、ホテル利用者に限らず下田を愛する多くの人に参加してほしいと、日本国内在住という条件のみとした。応募作品には宿泊の記念で撮った家族写真から、お気に入りのビーチの写真、情緒あふれる下田の町並みなどが寄せられ、入賞者は下田東急ホテルのリピーターや地元住民などが名を連ねた。
伊庭勝彦総支配人は「素晴らしい作品が多く集まり大変うれしい。地元企業や観光協会などより多くの人を巻き込み、今後も開いていきたい」と力を込める。販売促進ウェブ担当の岩本薫子さんは「初めての開催で手探りだったが、宿泊客だけでなく地元の人の応募も多くあった。次回は白黒フィルム時代の作品などの応募も期待している」と話す。
大賞となる総支配人賞を受賞した下田市在住の小池貴之さんは「大好きな下田の写真が選ばれてすごくうれしい。他の作品も『大好きな伊豆下田』がいろいろな形で表現されていて、下田が改めてすてきな場所だと再認識した」と喜びを表す。
応募作品はインスタグラムとフェイスブックで、ハッシュタグ「#私の好きな伊豆下田フォトコンテスト」で検索すると閲覧できる。