インターネット販売を中心にハワイアンジュエリーを展開するブランド「KULO le’ COCO(クロレココ)」が4月29日、下田の商業施設「NanZ VILLAG(ナンズビレッジ)」(下田市一丁目)に初の旗艦店をオープンする。
店主の森田康利さんと川畑菜摘さんは埼玉県出身。2019年に同ブランドを立ち上げ、ハワイアンジュエリーの制作やネット販売を行ってきた。扱うジュエリーは、「ステンレス製ながらデザイン性が高く、価格が手頃なのが特徴」だという。「ステンレスは金属アレルギーを持つ人でも身に着けることができる。変色もしにくい」と森田さん。
実家が鉄工所で金属の知識が豊富な森田さんが主にデザインを、アパレル業界での勤務経験を持つ川畑さんが主に販売を、それぞれ担当する。
下田への出店の背景について、川畑さんは「実物を見てみたいという声に対応するため、店を持ちたいという気持ちをずっと持っていた。それと同時に、ブランドとして発信している世界観と、都会での自分たちの慌ただしい生活の食い違いに違和感を抱いていた。ブランドの世界観と生活スタイルが一致する場所で店を出したいと考えた」と話す。
内装は白を基調とし、同ブランドのジュエリーに加え、リゾートインテリアも販売する。「ネットショップ用の撮影にも使えるよう、ブランドの世界観を表現できるようこだわった」と森田さん。
一番の売れ筋は、流れ星を表現した「ラウンド・レレチャーム」(8,000円)。販売開始と同時に売り切れてしまうほどの人気だという。その他、「ラウンド・TSUKIチャーム」(8,000円)や「プルエアチャーム」(8,800円)などを取りそろえる。
営業時間は11時~19時。ネット販売も引き続き行う。