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松崎・伊那下神社で「いのちのパン」初販売へ 歴史刻む巨木のギンナン使う

伊那下神社で初めて販売する「いのちのパン」(写真提供=伊那下神社)

伊那下神社で初めて販売する「いのちのパン」(写真提供=伊那下神社)

 地域有数の古社として知られる「伊那下(いなしも)神社」(松崎町松崎)で3月28日・4月4日の2日間、天然記念物の大イチョウのギンナンを練り込んだ「いのちのパン」のパンサンドが初めて販売される。

伊那下神社の大イチョウ(関連画像4枚)

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 伊那下神社は約2000年前の原始の山の祭が発祥と伝えられ、平安時代の「延喜式」にも名を連ねる由緒ある神社。社務所は美術館を兼ねており、源頼朝寄進の「松藤双鶴鏡(まつふじそうかくきょう)」や、松崎出身の左官の名工・入江長八による漆喰(しっくい)人形などを展示している。

 拝殿前にそびえ立つ大イチョウは、樹齢1800年とも伝えられる県の天然記念物。落雷で裂けた幹から新たな枝を伸ばし成長を続けるその姿は、力強い生命力の象徴として親しまれている。

 同神社ではこれまでも、参拝者に「命の恵みを分かち合う」としてギンナンを配布してきたが、より親しみやすい形で味わってほしいと、地元のフレンチレストラン「プロヴァンスドすずき」(道部)に相談。約2カ月の試作を経て、特製パンが完成した。

 伊那下神社の担当者は「ギンナンの配合比率など、『プロヴァンスドすずき』での試行錯誤の結果、とてもおいしいパンが完成した。一口かむとパンの芳醇(ほうじゅん)な香りが広がり、後からほのかにギンナンが香る絶妙なバランス。ギンナンが苦手な方にも、ぜひ試してほしい」と話す。

 当日は、プロヴァンスドすずきが神社受付に特別出店する形で、ギンナンを練り込んだパンに季節の素材を生かした具材を挟んだしたパンサンドを1個550円で販売する。

 伊那下神社では「今回は売れ行きや評判を知るテスト販売。ギンナンの数に限りはあるが、今後の継続的な展開も検討していきたい」と期待を寄せる。

 販売時間は10時~12時。雨天の場合は社務所で販売する。

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