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熱川バナナワニ園で企画展「わにのいるところ」 6人がアートでワニを表現

神山浩子園長

神山浩子園長

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 「熱川バナナワニ園」(東伊豆町奈良本)で現在、企画アート展「わにのいるところ」が開かれている。

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 同園は、温泉熱を利用したワニの飼育や熱帯植物の栽培を行っている動植物園。16種約100頭のワニに加えて、熱帯植物は5000種以上を飼育している。

 東京・上野の国立科学博物館で3月1日まで開催されている特別展「ワニ展」への特別協力企画として開いている同展。ワニの生態や歴史を科学的に紹介する同展を補完する形で、アートの視点からワニの魅力に迫る。

 展示には6人の作家が参加し、絵画や立体作品など計33点を展示。ワニだけをモチーフに制作してきた作家もいれば、これまでキャラクターとしてワニを描いてきたもののまとまった形で発表する機会が少なかった作家もおり、多彩な表現の手法やワニの捉え方を感じることができる。作品の中には、立体的に浮かび上がるように表現されていて実際に触れることができる絵もあり、視覚だけでなく触覚でも楽しめる展示となっている。

 同園ではこれまでも、アート作家との企画展を開いてきたが、複数の作家の作品を同時に展示するのは今回が初めて。神山浩子園長は「作家ごとにワニの見方も、表現のテイストもまったく違う。その違いを見比べられるのが、この展示の面白さ」と話す。

 国立科学博物館の「ワニ展」は来場者数も増えているといい、「相乗効果で当園にも足を運んでくださる方が増えている」と神山さん。展示会場に設置された感想ノートには、子どもたちがワニの絵を描き残す姿も見られる。

 神山さんは「一人一人、見ているワニは違う。凶暴というイメージが強い動物かもしれないが、改めてワニについて知り、見つめ直すきっかけにしてほしい」と話す。「リアルなワニとはまた違う表現を通して、『自分にとってワニとは何だろう』と考える時間を、世代を問わず持ってもらえたら」と呼びかける。

 開園時間は9時~17時。入園料は、大人=2,000円、子ども(4歳~小学生)=1,000円、4歳未満無料。企画展「わにのいるところ」は3月8日まで。

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