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下田でDX・AIセミナー 「AI国王」による分身AIデモに驚きの声

登壇者と主催の静岡銀行下田支店のみなさん

登壇者と主催の静岡銀行下田支店のみなさん

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 DX・AIセミナー「DX・AIビジネス活用術」が1月27日、下田市民文化会館(下田市四丁目)で開かれた。主催は静岡銀行下田支店(二丁目)。地域の経営者や自治体職員、移住者など約60人を集め、最新技術を通じた「未来の組織の在り方」を提示した。

登壇した株式会社ラクスの岩室一八さん(左)と菅谷元さん(中央)、AI国王こと齋藤潤さん(右)(関連画像9枚)

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 同セミナーは、DX事例紹介やAI技術の紹介に加え、地域経済を担うリーダーたちの「マインドシフト」を目的に企画したもの。会場には、県や市の職員、観光協会、地元企業、一般参加者など、多様な参加者が集まった。

 第1部では、企業のさまざまな業務を効率化するクラウドサービスを展開する「ラクス」(東京都渋谷区)の岩室一八さんが登壇。岩室さんは、地域の中小企業の課題に寄り添いながら、「なぜ今、DXが必要なのか」という本質的な問いから解説した。「会場の雰囲気が温かく、具体的な質問も多く頂いた。幅広い業種の方々に、DXを自分事として捉えてもらえる機会になったのでは」と振り返る。

 第2部では、松崎町出身で日本全国へのAI普及活動に取り組む「AI国王」こと齋藤潤さんが登壇。AI活用事例に加え、変化の激しい時代を楽しく生き抜くための「人間スキル」や「マインドセット」を説いた。「あと5年で時代はさらに変わる。だからこそ、なぜ生きているのかという問いに向き合うことが大切。コンフォートゾーンを抜け出し、変化を楽しんでほしい」と話した齋藤さん。AIを使ったデモンストレーションとして、静岡銀行下田支店長の大箸武史さんの「分身AI」を披露。本人の思考や口調を学習したAIが参加者の質問に答える様子に、会場からは大きな感心の声が上がった。

 参加した市内企業の50代経営者は「デモンストレーションのおかげでAIの可能性を身近に感じられ、非常に分かりやすかった。自社でも積極的に活用して、地域を盛り上げていきたい」と意欲を見せた。

 大箸さんは「普段から現場を歩き、人と会うことを大切にしているからこそ、不在時の壁打ち相手や組織マネジメントを担ってくれる『分身』がいれば、よりクリエーティブな活動に集中できる。そんな未来が実現に近づいていると感じた」と手応えを語る。「静岡銀行が掲げるタグライン『未来がはじまる場所になる』を胸に、金融の枠を超え、この街に一つでも多く新たな価値を作っていきたい。参加した皆さんのマインドが変わるきっかけになれば」と地域の未来を見据える。

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