暮らす・働く

下田温泉と下田市、包括連携協定を締結 官民連携し温泉を多分野で活用へ

サインした書面を掲げる下田温泉の高尾章二社長と松木正一郎下田市長

サインした書面を掲げる下田温泉の高尾章二社長と松木正一郎下田市長

  • 0

  •  

 下田温泉株式会社と下田市は1月27日、地域活性化や市民サービス向上を目的とした「包括的連携に関する協定」を締結した。両者が持つ人的・物的資源を活用し、エネルギー、環境、観光、防災など幅広い分野での連携を進める。

市各課の責任者も共に記念撮影した(関連画像6枚)

[広告]

 協定では、温泉を活用したエネルギー導入やカーボンニュートラル推進、地域経済の活性化、防災・減災活動などを柱に据える。具体的な取り組みとして、本年度に移転が完了する新庁舎での空調熱源としての温泉利用や、イベント時の温泉活用、防災時の入浴支援などを検討していく。

 下田温泉株式会社の高尾章二社長は「当社は宿泊施設や家庭への温泉供給を行ってきたが、近年はサーフィンイベントなどでも温泉提供の要請が増えている。温泉と共にイベントを盛り上げ、温泉地下田の認知度向上につなげたい」と話す。さらに「熱源としての温泉活用や災害時の入浴支援など、一企業では難しい課題も市と連携することで実現可能になる。万全の体制で市の発展に貢献したい」と意欲を示した。

 松木正一郎市長は「昨年の『温泉総選挙』で、下田は歴史・文化部門に入賞し、官民連携による地域づくりも評価された。一方で『歴史のあるまちの温泉』としての活用が、これまではうまく行われていなかった」と振り返る。新庁舎では足湯エリアを設ける計画が立てられていることにも触れ、「エネルギー、環境、経済、防災、教育など多分野で既存資源である温泉を活用し、新たな観光価値を創出していければ」と期待を込める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース