暮らす・働く

伊豆半島のスポットワークをマッチング 下田の企業がプラットフォーム開設

「SKILLPORT WAVE」のポスターを掲げる藤井敬久社長

「SKILLPORT WAVE」のポスターを掲げる藤井敬久社長

  • 0

  •  

 伊豆半島南部のスポットワーク(単発・短時間の仕事)のマッチングプラットフォーム「SKILLPORT WAVE(スキルポート・ウェーブ)」が1月13日、正式リリースされた。

サービスサイトのトップページ(関連画像3枚)

[広告]

 同サービスは、地域内の企業・事業者と多様な働き手を、スマートフォンやPCを通じて結びつける仕組み。下田市をはじめ伊豆半島南部の1市5町(賀茂地域)を主な対象エリアとし、人手不足の課題解消と新たな働き方の創出を目指す。

 運営は、求人・転職プラットフォーム「SKILLPORT(スキルポート)」を展開するSKILLPORT(下田市東本郷)。同社は2024年に伊豆半島に特化した求人紹介サービスを立ち上げ、地元企業と求職者をつなぐ取り組みを進めてきた。今回のスキルポート・ウェーブは、地域密着型サービスで培ったノウハウを活用し、単発・短時間の仕事に特化した新たなマッチングモデルとして構築した。

 サービスは、静岡県から「静岡県介護未経験者等マッチング機能強化モデル事業」として委託を受ける形で立ち上げた。まずは食事の配膳やシーツ交換といった、未経験者でも従事しやすい業務の斡旋を通じて、人手不足が深刻な介護業界への人材流入を促す。将来的には、観光業や飲食業・農業・漁業など、繁閑差の大きい地域産業の求人にも対応するという。

 同社の藤井敬久社長は「賀茂地域を元気にしたいという思いでゼロからサービスを立ち上げた。オンラインの人材マッチングを初めて利用する事業者も多いが、目的に賛同し、協力してくれる企業も出てきている」とリリース直後の手応えを話す。

 サービスの設計面では、「事業者・働き手の双方にとっての使いやすさを追求した」という。求職者はチェックリスト形式の簡単なマニュアルで事前に業務内容を学べるため、採用面接なしでもスムーズに現場に入れる仕組み。出退勤は2次元バーコードで管理し、報酬は週1回ペースでの入金されるなど、「ストレスなく利用できる環境を整えた」と同社。事業者側のメリットとしては、事前学習によるミスマッチの防止に加え、少ない入力項目で求人ページを作成できる点や、給与計算・支払いをシステム上で自動処理できる点を挙げる。採用から労務管理までの負担軽減につながる機能を備えるという。

 同サービスでは、地元住民だけでなく、2地域居住者や観光滞在者など、多様な背景を持つ人材の利用も見込んでいる。観光の合間や生活圏内での短時間勤務といった柔軟な働き方を提案し、地域に根ざした雇用機会の創出と、人材流動による地域経済の活性化を図る。

 ワーカーは利用無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース