学ぶ・知る

下田で3日間の「デジタルノマドサミット」 国内外から100人超が参加

「デジタルノマドサミット」初日イベント後の集合写真

「デジタルノマドサミット」初日イベント後の集合写真

  • 0

  •  

 下田市内で11月いっぱい行われている国際文化交流プログラム「TADAIMA 2025」のメインプログラムとして11月12日~14日、「JDNAデジタルノマドサミット2025~TADAIMA Mirai Kaigi~」が開かれた。国内外からさまざまな背景を持つ100人以上の関係者が参加した。

「デジタルノマドサミット」1日目は下田八幡神社で行われた(関連画像9枚)

[広告]

 日本デジタルノマド協会(JDNA)と、下田を拠点とするPR会社「ELENTO」が共催した同イベント。「世界と地域がつながる、ここから始まる」をテーマに、世界各国で地域と関わる実践者を招き、講演やディスカッション、交流会などが行われた。

 初日は海外からの地域プレーヤーたちが講演を行った。韓国でコワーキング・コミュニティーを運営するYeji Cheonさん、タイ・チェンマイでノマド向け施設「Alt_ Chiang Mai」を手がけるJohn Hoさん、インドネシア・バリ島で「SOKKOOL Coliving」マネジャーを務めるHaren Tambiさんが登壇し、各国の事例と共に地域との関わり方を紹介した。夜には、参加者持ち寄りのご当地グルメを囲む交流会も行われた。

 2日目は国内でのグローカルな共創について行政や企業の視点から議論を展開。下田市・福岡市の行政担当者や外国人起業家らが登壇し、地域におけるデジタルノマドとの関わりや可能性を話し合った。

 最終日には全国からの地域事業者が、さまざまな分野から実践事例を共有。午後には、JDNA代表理事の中野智恵さんをモデレーターに、デジタルノマドと地域をつなぐコミュニティーマネジャーの役割に関する議論の場が設けられた。参加者から集められたテーマを元に3グループに分かれ、登壇者も含めた全員でのアンカンファレンスも行われた。

 「ELENTO」代表の塚田絵玲奈さんは「今回は地域プレーヤーたちがローカルかつグローバルにつながれる場を作ることをテーマに企画した。結果的に多くの人が興味を持って参加してくれて本当にうれしかった」と手応えを語った。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース